2007年7月14日土曜日

OSX の英語モードで高速化!?

噂のアクティベート画面



Macintosh の OS である OSX はどの国で販売されるOSも中身は同じで、単に言語設定が違うだけという特徴があります。なので、日本で買った MacBook でもちょっと設定を変えれば、OS が英語モードになったりフランス語モードにできたりするのですね。しかも、どの言語モードでも日本語はちゃんと表示されるし、入力も出来るので、日常の使用ではまったく問題がないとう素晴らしさなのです。また、OS の言語設定とは別にアプリケーション毎に言語設定も変更可能なので、日本語モード以外でも特に困ることはありません。



とはいえ、特に必要がない限り、日本人は日本語モードで使用していると思うのですが、先日、shio さんのブログで「英語モードにするとOSXが日本語モードより軽快になる」という話をみつけ、半信半疑で試してみました。そしたら、これが確かに軽快な気がするのです! 不思議です。



それ以来、ずっと英語モードで使用しているのですが、1つだけどうしても解決できない問題がありました。それは、「ブラウザ内で、Flash 中の日本語が文字化けする」というモノなのです。Flash はいろんなwebで使用されているので、結構困る局面もでてきていました。



そこで、shio さんのブログにこの件を書き込んでいたら、親切な方から解決方法の案内をいただきましたのでこのブログで紹介しておきます。ありがとうございました!



Flash プラグインは、言語設定を “__CF_USER_TEXT_ENCODING” という環境変数で判断しているので、この環境変数をただしく設定すればいいと言うモノでした。具体的には、Terminal を立ち上げて、

export __CF_USER_TEXT_ENCODING=0x1F5:1:14

とすれば、設定されます。そして、これが重要なのですが、この設定を実行した Terminal 上から

open -a Safari

とタイプして、Safari(もちろん、Firefox でもOK) を起動すれば、そのSafariでは、Flash 内の日本語が文字化けしないのです。スバラシイ!(ちなみに、0x1F5:1:14 の部分の、0x1F5 の部分は UID の16進数表記なので、デフォルトのユーザ以外は違う番号になります。Terminal で id コマンドなどを使用して調べてみてください。)



で、毎回、Safari や Firefox を起動する度に Terminal を立ち上げて、タイプするのも大変なので、この設定を自動化したいと思うのは当然の流れでしょう。いくつかやり方があると思うのですが、今回は、OSX でログイン時に自動的に上記の設定が行われるようにしておきます。



ホームディレクトリに .MacOSX というフォルダを作成
そのディレクトリに environment.plist というファイルを作成
そのファイルに

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple Computer//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd">
<plist version="1.0">
<dict>
<key>__CF_USER_TEXT_ENCODING</key>
<string>0x1F5:1:14</string>
</dict>
</plist>

と書き込みます。これで完了!一度、ログアウトして再ログインすれば、ちゃんと設定されます。



これで、今後はログイン後に起動する Safari や Firefox でFlashプラグインが文字化けしなくなります。いやー、しかし、Flash プラグインはこんな設定しなくても文字化けしないようにして欲しいですね。



◆追記(2008/02/03)◆



もっと簡単な方法が判明したので新しい記事を書きました。



7 件のコメント:

Unk さんのコメント...

toki さんのコメント...

とっくん さんのコメント...

159 さんのコメント...

hs さんのコメント...

www さんのコメント...

poco a poco さんのコメント...